歩き_装備品 of 四国遍路記録

四国遍路とは

趣味悠々.JPGNHK趣味悠々まずはじめに、初めて四国遍路に行かれる方は、四国遍路についての本を一読されることをお勧めします。

写真の本は、2006年にNHK趣味悠々で放映された内容が本になったものです。

装備品や作法、その他の情報が載ってますので、参考までにご紹介致します。

アマゾンで購入出来ると思います。(\1,000)

四国遍路に関する書籍は、たくさん販売されてますので、ご自身に合う書籍を購入された方が良いと思います。

四国遍路とは

P1050134.JPGNHK趣味悠々上の写真と同様に、NHK趣味悠々で放映された内容が、DVDとなり販売されてます。

全3巻で、1本=\3,500 です。

中録サービス(株)で購入出来ます。

映像で見たい方へ、参考までにご紹介致します。

LinkIconNHK趣味悠々  四国八十八ヶ所はじめてのお遍路 第1巻~3巻セット

予算について



旅の予算についてご説明します。

私のプランとなりますので、ご参考までに。
※2006年5月時点の内容となります。

※一番 霊山寺から始める場合についての内容となります。

○徳島駅までの交通費(往復)

・\11,000×\17,500=\28,500

○ホテル代

・\4,500(価格は想定)×45日=\202,500(想定金額)

○食事代(酒代込)

・朝+昼+夜=(\300+\700+\1000)×45日=\90,000(想定金額)

○参拝

・納経代=\300×89札=\26,700
・判衣代=\200×89札=\17,800
・遍路用品=\10,000

◇合計します。

・45日で→\375,500 となります。

※概算ですので、(\10,000(宿食事付き)×日数)+(遍路用品)+(現地までの交通費)で良いと思います。

■ここまで概算金額が出ました。

後は、お土産代やお賽銭代、納経帳の他に掛け軸や判衣に納経する場合は、その費用がかかります。

・掛け軸:\500(1札)→\500×88札+掛け軸代(数万)
・判衣:\200(1札)→\200×88札+判衣代(\3,500くらい?)

私の場合は、宿代と食費を削りましたので、実際には30~35万円ではないかと思います。

概算金額に多少上乗せした上で、旅費を想定した方が良いと思います。

日程について

plan_walk.jpg日程についてスケジュールの組み方ですが、色々と考えるところであります。

始めの1週間くらいは、無理のない歩行距離に設定し、疲れたら最寄りの宿に宿泊された方が良いと思います。

また、全て野宿で行かれる方は、事前に新しい情報を入手されて、野宿場所を検討されてください。
※鴨の湯の遍路宿に、善根宿の情報があるかもしれません。

この度の私のスケジュールデータを、PDFファイルにしました。

下記の「PDFをダウンロード」をクリックすると、スケジュールの全てが分かるようになっております。

歩きの場合は個人差があり、30日前後でまわる方や、2ヶ月かけてゆっくりまわられる方など、様々な旅模様がございますので、ご予算に応じて、また体力に応じた無理のないプランで歩かれると良いと思います。
ご参考までに、私のスケジュールデータです↓


LinkIconPDFをダウンロード

※PDFファイルを閲覧する場合には、お使いのパソコンに「Adobe Reader」がインストールされている必要があります。
インストールされてない場合には、下記からダウンロード出来ます。(無料配布)


LinkIconAdobe Reader

※OSのバージョンをご確認の上、インストールしてください。
古いパソコンをお使いの場合には、バージョンをご確認ください。

地図

map.JPG地図ここからは、装備品の説明に入ります。

まずは「地図」です。

代表的なものをご紹介します。

○四国遍路ひとり歩き同行二人 「地図編」
  /へんろみち保存協力会 \2,500



ご購入のご案内です→ご参考までに紹介致します。↓

札所0番 (ふだしょぜろばん) → LinkIcon札所0番  です。

この地図を基本として、四国を歩きました。

※装備品に関しては、書籍などに掲載されておりますので、必要最小限で用意される事をお勧め致します。

ザック


P1050071.JPGザックこれは45リットルになります。

私の場合は、家にある物を使っただけですので、本来ですと35リットルくらいまでの大きさで、軽量のものが良いです。

パット

P1050072.JPGパットこれは、ザックの背面と両肩に付けるザック用のパットです。

通気性を確保するためのものです。

お茶の水の「ヴィクトリア」で購入しました。

チェストバック

P1050070.JPGチェストバックこちらは「ホーボー/チェストバック」です。

ザックの胸元に装着可能ですので、とても便利です。

ご購入又はご興味のある方は↓

LinkIconホーボー

です。

地図や財布を入れますが、胸元装着で取り出しが素早いので、私は使い勝手が良かったです。

シュラフ

シュラフ.JPGシュラフ寝具の紹介です。

シュラフ : Mountain Equipment  -1°300g 

シュラフカバー : mont-bell GORE-TEX SIDEZIP SLEEPING BAG COVER WIDE

です。

特にシュラフは「軽量」の物をお勧めします。

シュラフカバーがありますと、雨避け風よけになりますので、とても便利です。

マット

P1050069.JPGマットスリーピングマットになります。

これも軽量の物が良いです。

ご参考までに「Thermarest(サーマレスト) リッジレスト」をお調べください。

納経帳

納経帳.JPG納経帳納経帳の大きさは2種類あります。

歩きの場合は、荷物の軽量化を優先しますので、右側の小さい納経帳もお勧めです。

この度の歩きでは、右側の小さい納経帳にしましたが、御影入れはありませんので、左側の御影入付も便利だと思います。

詳しくは↓

LinkIcon札所0番

納経帳

納経帳_02.JPG納経帳写真のように「御影」を収納できるので便利です。

遍路用品

P1050064.JPG遍路用品遍路用品は、出発前に用意しても良いですし、一番札所から出発される場合は、そこで購入可能です。

・菅笠
・輪袈裟
・金剛杖
・白衣
・数珠
・経本
・納め札
・線香・ろうそく
・持鈴
・木魚(小)

などです。

衣類

P1050063.JPG衣類衣類は白系で揃えました。

白衣の下は白い肌着です。
下着・靴下などを3~4セットを用意して、2日おきに洗濯します。

脚絆をつけると膝下がすっきりします。

パンツは着脱可能な物を選びました。(歩き遍路時のパンツをそのまま使用)
山の中では長いパンツ、一般道では短いパンツとして使えますので便利でした。

写真の黒いバンドは、サイクリング用のバンドになります。

パンツの裾がチェーンに絡むのを防ぐ為のものですが、足首に巻くことで、足もとのダボダボ感を無くし、すっきりとさせます。

フリース

フリース.JPGフリース寒さ対策として、フリースを持って行きました。

野宿の場合ですと、夜間は冷えますので、フリースなどは必須です。

ビニール袋

P1050073.JPGビニール袋左側の袋には、フリース、納経帳を入れたり、洗濯物を入れたりと、分別するには便利な袋です。

また、ジッパー付きのA4サイズ程度のビニール袋を数枚持って行くと、何かの時に使えます。

その他

P1050065.JPGその他写真に写っている物と、その他用意した物をご紹介します。↓

・デジタルカメラとケース、デジカメメモリ、充電器、三脚(携帯用)
・携帯電話と充電器
・コンパス
・ヘッドライト(LED)
・携帯座布団
・ボトルホルダー
・洗濯ネット
・洗濯洗剤(量は5回分くらいです)
・洗濯ハンガー(小)
・ハンガー3本(ワイヤー製)
・レインパンツ(雨天でも車での移動ですから、傘があれば良いと思います)
・絆創膏
・エアーサロンパス
・筆ペン
・薬(風邪・腹痛など)
・虫除けスプレー
・撥水スプレー
・インスタントコーヒー

などです。

※キャッシュカードですが、四国では郵便局が多いので、ゆうちょ銀行のキャッシュカードがあると便利です。

その他

参考本.JPGその他この本も参考になりました。

四国お遍路バックパッキング/小学館 \952+税  です。

特に、野宿で行かれる方には良いと思います。

また私の場合ですが、雨の日が多く、海外沿いは風が強いですから、雨具は丈夫でかつ軽量な物が良いです。

安いポンチョですと、重い割には丈夫ではなく、すぐに破れてしまいました。

ですので、モンベルの雨具などが良いかと思います。

荷物の重量に関してですが、全て宿泊される場合でしたら5kg前後で行けるかと思いますが、野宿をされるようですと、その分の重量がありますので、ご自身の体力に見合った装備で出発されることをお勧め致します。

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